ルアンパバーン ボートレース祭り2022年9月8日

サバイディー(こんにちは)。ラオスより千里です。

ルアンパバーンでは8月26日にボートレース祭りが行われました。

 

ラオスには仏教にまつわるたくさんのイベントがありますが、このボートレース祭りもその一つ。先祖をお迎えするラオス旧暦の9月15日という特別な日に合わせて開催されます。ちなみに首都ビエンチャンを含む他の県でもボートレース祭りは開催されるのですが、ルアンパバーンが最も早い開催。旧王朝時代に敵の侵攻から街を守るためにボートが使われていたため、ボートレースはラオス人にとってとても神聖な行事です。特にルアンパバーンはかつてラオスの王都だったため、この街の大切さを象徴して毎年盛大に行われているそうです。

さて、今年のボートレースはコロナウイルスの影響により3年ぶりの開催。地元の人々は数日前からそわそわしたり、早々と飲み会を開催したりと祭り前のうきうきな様子が伺えました。ボートレース自体は8月26日(土)なのですが、前日の金曜日は祝日。この日から街中には屋台がずらりと並び、地元の人々で賑わっていました。

今年のボートレース当日はあいにくの雨。前日までは快晴だったのに、と思いながら街に繰り出すとものすごい人の数でした。雨でもお祭りは関係ないようです。

ボートレースには村が一つのチームとなって参加し、2槽ずつトーナメント戦で村ごとに競います。優勝賞品も用意されているのだとか。ただ同僚によると優勝賞品はたいしたことはなくて、ただ楽しむことだけがこのボートレースの目的なんだそう。

レース用の船は一本の木でできていて、最大50人の漕ぎ手が乗ることができます。船は神聖なものとされているので毎年村できちんと管理されています。ボートレースの数週間前にはボートが村から川に運び込まれ、貴重な練習風景も見られます。一チームの人数を聞くと「だいたい30人くらい」とのことなのですが、チームによって人数の差があっても気にしないのでしょうか(笑)。

私も途中まではボートレースを見ていたのですが、人の多さにこれ以上進めず諦めて途中で帰宅(地元の人々も最後までは見ないそう)。久しぶりに祭りのワクワク感とボートレースにかける熱い想いを見ることができて満足でした。来年は晴れることを願います。