ただいま、ラオス!2022年5月20日

こんにちは。ラオス現地調整員の森重です。4月下旬にラオスへ無事入国し、現地での「ルアンパバーン公認ガイドの技術向上を目指したインタープリテーショントレーナーの養成」プロジェクトがようやく始まりました。

私は昨年までJICA海外協力隊としてラオスで活動していたため、ラオスへの渡航は二度目になります。ドキドキ、ワクワクと共に「ただいまー!」といった気持ちでの入国でした。

 

約9ヶ月ぶりのラオス。何も変わらないなぁと言いたいところでしたが、たった9ヶ月の間にも様々な変化が。ここ十数年ほどラオスは凄まじいスピードで発展しているため、2年もすれば街はがらりと変わると言われてきました。新型コロナウイルスの影響を受けているところは他国同様に多々あるのですが、その一方で首都の中心街では若者が集まるフードストリートが出来上がっていたり、新しくおしゃれなカフェが出来ていたりととても賑わっていて、ラオスの人々のパワフルさを見せつけられました。ちなみに、大きなスーパーマーケットも出来ていて、日本の製品が以前よりずっと多く手に入るようになったことが個人的には一番の喜びです。

多くの人で賑わうビエンチャンのストリート

 

さて、ラオスが今どのような状況かというと、2020年3月より入国を厳しく制限し、一般観光客の入国は不可能でした。仕事や政府関係者でさえ煩雑な入国手続きが必要で、そのため今回の私の渡航も非常に苦労しました。それがついに先日5月9日より正式にラオスの国境がオープン!厳しかった入国制限が緩和され、観光客の受け入れが始まりました(あと2週間ほど早く開けてくれれば…というのは私の心の声)。便数が限られていたラオス発着の飛行機も徐々に復活し、ラオス側の観光客受け入れ準備も急ピッチで進んでいます。なんだか私たちのプロジェクトを応援してくれているようです。

※入国条件については政府の正式な情報をご確認ください。

ルアンパバーンのメインストリート

 

プロジェクトはラオス最大の観光都市ルアンパバーンで始まります。街全体が世界遺産に登録されている古都ルアンパバーンは、東南アジア最後の桃源郷とも言われており、豊かな自然の中に古き良き昔の建物や街並みが残されている、とても情緒ある街です。以前は世界中からの観光客で溢れていましたが、今はまだ静寂。こんなに静かなルアンパバーンを体験できるのはきっと今しかないので、これはこれで穴場なのではと個人的には思っています。そしてそんなことを思っているうちに、この一週間で一気に観光客が増えました。きっとすぐに活気が戻ってくることと思います。

 

ここルアンパバーンでガイドや関係者のみなさんと共に、観光を盛り上げていきたいと思います!応援よろしくお願いします。

ルアンパバーン カーン川沿いの景色